”アイドル再受験”で憧れの秋元康プロデュースを引き当てた。夢を叶え続けた少女<松本ももな> - AKBグループ・乃木坂・欅坂NEWS

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”アイドル再受験”で憧れの秋元康プロデュースを引き当てた。夢を叶え続けた少女<松本ももな>



アイドルブームが叫ばれて久しいが、最近デビューしたアイドルたちの中には、“大物”たちの影響を受けているケースが少なくない。

例えば、今や紅白歌合戦の常連にもなっているAKB48(2005年結成)や乃木坂46(2011年結成)。これらのユニットは、結成からすでに7年以上が経ち、メンバーの新陳代謝も進んでいる。

テレビ番組『ラストアイドル』から生まれたグループ「シュークリームロケッツ」のメンバー・松本ももなも、かつて乃木坂46に憧れてアイドルを志した一人だった。




松本は、11歳でファッション雑誌の専属モデルを務め、その2年後にはアイドルとしてCDデビューも果たし、有名フェスにも出演。

だが、中学2〜3年で卒業するのがグループの掟だったため、中2でグループを卒業。

松本のように、どのような形であれアイドルを卒業して普通の女のコとして街に溶け込んでいくのが、現在のアイドルを取り巻く実情だ。

それでもアイドルを続けたい一心で再挑戦する者も存在する。松本がまさにその一人だ。彼女は、乃木坂46の白石麻衣に憧れ、秋元康がプロデュースするグループに入るべく、オーディションを何度も何度も受け続ける。

落選が続く中、それでも諦められず、挑戦したのが「ラストアイドル」だった。

なぜ彼女はアイドルであることにこだわったのか。

「あの頃とは目の前に見える風景が何もかも違う」という彼女が、いまステージに立てることの喜びとは――。

人が努力すればここまで夢は叶うのか、と驚かされる彼女の“努力史”をご覧いただこう。

◆アイドルを志すきっかけとなった一本のアニメ

2002年10月、神奈川県で生まれた松本ももな。

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小さい頃は外で遊ぶのが大好き。学校が終わると毎日公園で遊ぶアクティブな少女が、アイドルに興味を持ったのは、あるテレビアニメがきっかけだった。

「小学校に入ってすぐ、『きらりん☆レボリューション』というアニメにハマったんです。普通の女の子がアイドルになるお話だったので、私もあんなふうにアイドルになってみたいと思って。キャラクターの衣装とヘッドセットを買ってもらって、踊りをマネしてました」

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ちなみに、このアニメの主題歌を歌っていたのは月島きらり役として声優を務めていた元モーニング娘。の久住小春。こんなところにもアイドルとのつながりがあったのだ。


◆ファッション誌をめくった先に、アイドルの道が開かれていた

もともとは母の選んだ服を着ていた松本だが、小学校高学年からは自身で服を選ぶようになり、おしゃれにハマり始める。

「お母さんが買ってくれたのは、ふりふりでかわいい服が多かったんです。その影響もあったのか、かわいいお洋服が大好きで、お小遣いとお年玉も全部ファッションに使っちゃうくらいでした」

ファッション好きとして、いろんなアイテムを買い集めていたある日、本屋で見つけたある雑誌が、人生を変えることとなる。

「小学5年生の頃です。たまたま本屋さんに行ったら、好きなブランドの付録が入った雑誌を見つけて。付録が欲しくて買ったんですけど、パラパラ雑誌を眺めてたら、自分と同世代の女の子たちがおしゃれをして、トータルコーディネートも完ぺき。こんな世界があるんだって衝撃を受けて、ページを進めていったら、最後に読者モデルの応募ページがあったんです。自分もこんなふうになりたいと思って、すぐに応募しました」

パラパラとめくったそのページの先には、新しい世界が待っていた。

「オーディションに受かって、専属モデルになりました。雑誌の表紙に載ったり、ロケでかわいいスポットに行ったりして。毎回かわいい衣装を着れて、すごく楽しかったです」

さらに、雑誌の企画でモデル以外の道にもチャレンジすることに。

「雑誌の中で、アイドルユニットを作る企画のページがスタートしたんです。昔アイドルに憧れてたことを思い出して、チャンスがあるなら挑戦してみたいと思いました」


ファッション誌の専属モデルに加えて、幼い頃に憧れていたアイドルとなり、活動がスタート。ここまで、松本は叶えたい夢を驚くほど順調に実現していった。

◆「アイドルって、すごく楽しい!」

初めてステージに立った日のことを、彼女は今でも覚えている。



「初めてのライブをしたのは、AKIBAカルチャーズ劇場です。レッスンをしている間は、周りの子達が踊れているのに、自分だけ全然ついていけなくて悔しい気持ちでいっぱいだったんですけど…。ステージに立ってみたら、お客さんがコールで自分の名前を呼んでくださったり、一緒に盛り上がってくれて。アイドルって、すごく楽しい!って思いました」

当時所属のグループは、小・中学生が中心のユニットだったため、小学6年生のときにはリーダーとなった松本。これが自身の成長にもつながった。

また、この頃にはアイドルにとっては夢のひとつであるCDデビューも果たしている。有名フェスにも出演し、数々のワンマンライブもこなすようになった彼女。

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「でも、トップアイドルになって武道館に立つのが夢だったので、もっと大きなステージに立ちたいという思いもありました」


◆突然の卒業。秋元康プロデュースの夢は叶わぬまま……

だが、グループを卒業するタイミングが近づいてきてしまう。

「中学2〜3年生になると卒業するのが決まっていたんです。けど、まだアイドルを続けたい気持ちが強かった。なので、いろんなオーディションを受けてみることにしました」

その頃一番好きだったアイドルは乃木坂46の白石麻衣。彼女に憧れるあまり、秋元康がプロデュースするグループのオーディションを受けるも、残念ながら落選が続いた。

そんな中、かつて同じユニットで活動していたメンバーが、別のグループで活躍し始めると、彼女の焦る気持ちもより強くなっていった。

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「昔一緒にステージに立っていた、山邊歩夢(やまべ・あゆ)ちゃんがAKB48に受かったんです。齋藤樹愛羅(さいとう・きあら)ちゃんは『=LOVE』、清野桃々姫(きよの・ももひめ)ちゃんがハロプロ研修生になったり…(現在はBEYOOOOONDS所属)。どんどん活躍しているのが刺激になって、自分ももっと頑張りたい。焦りが募りました」

かつての同志に負けたくない。

秋元康がプロデュースするグループに入りたい――。

そんな思いを胸に秘めながら、『ラストアイドル』のオーディションに挑戦した松本。最初のシーズンのパフォーマンスバトルでは敗退したが、番組から生まれたセカンドユニットのひとつ、シュークリームロケッツのメンバーに選ばれ、“再受験”で彼女は見事アイドル復帰を果たした。


◆自ら引き当てた秋元康プロデュース

番組の2ndシーズンでは、デビューシングルの表題曲担当の座を賭け、5つのグループのパフォーマンスバトルがスタート。5名のプロデューサーが、どのグループを担当するのかは、くじ引きで決まる。

この状況でくじを引くこととなった松本は、憧れていた秋元康プロデュースを自身の手で引き当てたのだった。

「どの方でも嬉しかったですが、秋元さんがプロデュースするグループに憧れていたので…本当に嬉しかったです」

秋元プロデュースの楽曲「君のAchoo!」では、センターを務めた彼女。長年憧れた秋元からは、どのような言葉をかけられたのか。

「バトルでは、周りのグループがいろんなことに挑戦していたので、私たちもなにかしないとダメだ!って焦っていたんです。でも、秋元さんは『そのまま頑張ればいいんだよ』って言ってくださいました」

さらに、特に印象に残っている秋元の言葉があるという。

「秋元さんがよく口にしている『夢は1ミリ手を伸ばした先にある』という言葉です。これは、胸にぐさっと刺さりました。自分では頑張ってるつもりでも、あともう少し頑張るだけで夢は叶うという意味です。私たちも、もっと頑張れるんじゃないかと思えました」

小学生の頃からアイドルを続けていた松本だが、ラストアイドルに入り、そこで見える風景には大きな変化があった。

数年前は、ワンマンライブで埋められたのは500人程度。だが、ラストアイドルの一員になった後は、大きな会場でのライブが一気に増えたのだ。

「昔、O-WESTでワンマンライブをやったときには、お客さんが集まるか本当に不安でした。だから、ラストアイドルのファーストコンサート会場がZepp Tokyoと知った時は、いきなりそんな大きな場所でできるの⁉…って驚きました。でも実際にステージに立ってみると、ウソじゃなかった。ペガサスの豪華なセットがあったり、お客さんが後ろのほうまでたくさん来てくださったり、本当にすごくて。私の名前が書いてあるうちわを持っている人も多かったので、本当に嬉しかったです」


◆「歌ってるメンバーよりお客さんの数が少ないときもあったので…」

数年前まで、小さいステージでも満席にするのが大変だったのに、今ではTOKYO IDOL FESTIVALや@JAM EXPO、VIVA LA ROCK EXTRAビバラポップ!などの有名フェスに出演し、メインステージでパフォーマンスができる。

そんな大きな変化に戸惑うこともある。


「前のグループでは、フェスに出ても通路の仮設ステージだったり、屋外のテントステージだったり。歌ってるメンバーよりお客さんの数が少ないときもあったので…、ビバラポップでさいたまスーパーアリーナのステージに立てたときは、もう信じられなくて…」

しかし、パフォーマンスをおこなう会場の規模が変わったところで、自身の心境に大きな変化はないという。

「会場の大きさが変わると、急に気持ちが変わるかと言ったら、そんなことはなかったです。いつもできることを全力でやってきたので、これからも全力で頑張って、武道館に立てるトップアイドルになりたいです」

そう、かつての同志たちにも負けてはいられないのだ。

「歩夢ちゃんと樹愛羅ちゃんの2人は今も仲が良くて、たまに遊ぶこともあります。この前、=LOVEさんのライブを見に行ったら、パフォーマンスの精度が高くて、客席からのコールもすごく大きかったんです。メンバー一人ひとりが輝いていて、本当にスゴい。ライブ後に『この間のライブ、すごく良かったね』ってLINEしたんですけど、本当は私も負けてられないと思ってました(笑)」

中学2年生時に、宿命付けられていたアイドル卒業。でも、アイドルを続けたい――。

こうして秋元康プロデュースを勝ち取った彼女。

次々と夢を実現していく松本の挑戦は、まだまだ終わらない。





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